『アパートを建築する上で気をつけること』
どうも、玉木龍です!
今回は『アパートを建築する上で気をつけること』について記事にしていきます!
これからアパートを建てようと考えている方にとって有益な情報だと思います。
ぜひ最後までお読み頂きたく思います。
さて、『アパートを建築する上で考えること』は3つです。
一つひとつ説明していきます。
『相見積もり』
アパートを建てる際にはアパートメーカーや工務店と
工事請負契約を締結することになります。
事業計画書を提示され、利回りや総工事費を元に契約するかどうかを判断します。
その際、必ず2社以上から見積もりを取るようにしましょう。
アパートオーナーになり得る方の多くはご高齢です。
良く家に足を運んでくれるメーカーの営業マンや
古くから付き合いのある工務店からアパート建築を提案されるわけですが、
人間は情に弱く
「頑張っているからこの人の会社で契約してあげよう」
「古くからの付き合いがあるから」
という理由で請負契約を締結してしまいがちです。
情に流されての判断は年数が経ってから後悔する可能性が高いです。
必ず客観的データを元に判断するようにしましょう。
『長期的視点』
メーカーや工務店から事業計画書を提示されます。
事業計画書は総工事費、家賃収入、銀行への返済額、利回り……。
等々の情報が記載されている提案資料です。
この事業計画書に記載されている数字は30年以上変動しないものでしょうか?
《家賃収入》
年数が経てば家賃は下がります。下がるシミュレーションをする必要があります。
《銀行への返済額》
金利は固定なのか変動なのか。事前に確認が必要です。
《利回り》
『10%』といった表面上良く見える利回りには注意が必要です。
その利回りはあくまでも『短期的』のものです。
大事なのはその利回りがどれだけ長期にわたってキープできるかどうか。
家賃が相場からかけ離れていたりしませんか?
『経費の予算化』
事業計画書にはアパートが建った後に掛かり得る経費が
記載されていないケースが多くあります。
下記に建ててから掛かる経費をまとめました。
《原状回復費用》
入居者入替時に掛かる費用です。
クロスの張替やパッキン・電球交換が該当します。
※国土交通省のガイドラインや2020年施工される民法改正により
オーナー負担が増えることが予想されます。
《大規模修繕費用》
外壁塗装や屋根の防水工事。目地のコーキング打替え。
それに掛かる足場設置・撤去費用がメインです。
《その他修繕費用》
大規模修繕に該当しない修繕のことです。
建具、フローリング、バスタブ、洗面所、給湯器、
エアコン、インターフォンなどが該当します。
※もっとも予算化が難しい項目です。
①と②の項目はある程度正確な予算化が可能です。
しかし③の項目は予算化が難しいので余剰金の一部を
『突発的に出てしまう修繕費』のために貯めておくことをお勧めします。
今回はここまでです。
次回以降、今日の記事の深堀もしていきますので宜しくお願い致します(^^)