『効果的な騒音クレーム対応法とは?』
どうも、玉木龍です(^O^)
今回は『アパートオーナー、管理会社必見!』
騒音クレームについて記事にしていきます(^^)
鉄筋コンクリート造のマンションでは、騒音クレームは珍しいものかもしれません。
しかし、鉄骨造や木造のアパートは騒音クレームが非常に多いのが現状です。
主に、2階世帯から1階世帯に向けてのクレームです。
・足音
・洗濯機の振動
・TVやラジカセの音
・扉の開閉音
・どんちゃん騒ぎ
などが騒音に挙げられます。
これらの騒音に対してオーナー、管理会社はどう対応すれば良いのでしょうか。
【ステップ1→全世帯への文書投函①】
音に関して配慮するよう、入居者全世帯に向けて文書を投函します。
ここでは強い文面を使わず「ご配慮願います」的な、文面で注意喚起するわけです。
騒音クレームは、どこの入居者が音の発生源かが
最初からわかっていることが多いです。
ステップ1で直接入居者に注意することも可能ではありますが、
逆に誰がクレームを言ってきたかがわかってしまうというリスクもあります。
それは、入居者同士のトラブルに発展しかねません。
【ステップ2→全世帯への文書投函②】
ステップ1の文書よりも強い文面を盛り込みます。
具体的には「騒音により睡眠を害されている入居者がいます」などです。
また、文書を見ないで捨てる入居者もおりますので、
2回に渡って文書投函し、入居者の目に触れる機会を増やすという意味もあります。
【ステップ3→直接注意】
お電話や直接会い、該当入居者に直接注意します。
具体的に「どういった音がしているのか」をお伝えすることで
無意識に発している騒音防止にも繋がります。
ここで注意したい点が、「集合住宅でお互いの配慮がより良い住環境づくりに必要」
だという主張をすることです。
「うるさいから静かにしろ!」といった、
上から押さえつけるような言い方をされては改善されるものもされません。
ひとつ屋根の下、同じ建物に住んでいる入居者同士、協力し合いましょう。みたいなニュアンスで伝えられると良いと思います。
【ステップ4→1階世帯と2階世帯の話し合いの場を設ける】
私の中では最終手段です。
文言通り、1階世帯と2階世帯とで話し合いをしてもらいます。
ここでもっとも大事なのは、オーナーか管理会社が間に入ることです。
当事者同士が言い合いをしてしまうと必ずトラブルになります。
間に立ち(物理的にも)、双方に意見を吐き出させるのです。
ポイントは1つ。『どちらかの味方をしない』ことです。
どちらかの肩をもつことで、もう一方はあなたまで敵とみなします。
そうなってしまうとクレーム対応としては失敗と断言できます。
あくまでも『仲介人』としての立場で、
その場をうまくおさめましょう。
今日はこれまでです(^^)
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