『根回しの重要さ』
またまたどうも、玉木龍です(^^)
今日は『根回し』について記事にしていきます。
皆さんは根回しと聞いて何を思い、感じますか?
私は依然、根回しという言葉に対して良いイメージを持っていませんでした。
裏工作的な雰囲気を感じ、悪徳政治家を思い浮かべておりました^^笑
しかし、社会人になって数年経つと、
その根回しという言葉の印象はガラッと変わってしまったのです。
端的に言うと、根回しはコミュニケーション手段のひとつと言えると思います。
コミュニケーションの目的は、自分の意思を伝え、相手の意思を理解することです。
根回しは、上記の双方に効力を発揮します。
【自分の意思を伝えるとき】
自分の主張を通す前に、関係する人たちを巻き込んで話をつけます。
具体的な例で言うと、「今日の会議で、新規プロジェクトを提案するつもりです。軌道に乗れば、粗利が2%改善すると思われます」などと、事前に関係する人たちに話をします。
この根回しを実践するだけで、不思議と話が進みやすくなります。
【相手の意思を理解するとき】
会社の懇親会などで、急に進行役を押し付けられたらどう感じますか?
誰でも嫌ですよね(^^)笑
しかし、事前に「懇親会で進行をお願いしたい。君にしか任せられない」などと、
気の利いた一言でも付け加えられると、良い気になって断れないですよね(^^)笑
根回しはこのように、ちょっとした気遣いの表れなのです。
私の会社でも、この根回しを上手に使っている人たちがいます。
彼らはの多くは、上司からも認められ、会社の数字にも貢献しています。
根回しと言えば聞こえは良くないかもしれないですが、
ようするに人に対して配慮したり、気遣ったりすることです。
有名人にもこの根回しが上手な人は多いです。
亡くなられていますが、田中角栄を例をあげさせていただきます。
彼に関する本を何冊が読んだことがあるのですが、
その根回し、配慮について大々的に取り上げられています。
「○○君、頼むよ~」などと言い、簡単なコンセンサスをその場で取ってしまうのです。
また、根回しは継続によって効果が増大する面もあります。
先ほどの会社の会議の例で言いますと、
「あの人の発言は良く賛同される」という印象を周囲に持たれると
その印象自体が根回しと同じ効力を発揮してしまうのです。
不思議ですが、社会ではこういうことが良く起こります。
しかし、逆もしかり。
「あの人の発言が通っているところを見たことがない」という印象を持たれると
その印象を改善するのに多くの労力と時間を要することになるでしょう。
『根回し』とうまく使って、社会で戦っていきましょう!!
それでは!!