ryu tamakiのブログ

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『レンタブル比とは?①』

 

どうも、玉木龍です(^^)

 

今回は、『レンタブル比』について記事にしてきます!!

 

皆さんはレンタブル比という言葉はご存知でしょうか?

私は、不動産業界に従事して初めて知りました。

 

 

ずばり、レンタブル比とは『お金を生む坪数÷総坪数×100%』で算出されます。

 

 

【例】

延べ坪500坪に対して400坪分の賃貸エリアがある物件→レンタブル比90%

延べ坪500坪に対して350坪分の賃貸エリアがある物件→レンタブル比70%

 

 

ということです。

 

 

レンタブル比は『高い』『低い』という使われ方をします。

この比率を見ることで、収益性の優劣を判断することができるのです(^^)

※70%よりも90%のほうが収益性に勝る……など

 

 

上の例の延べ坪500坪という数字は、

2階建てであろうと20階建てであろうとレンタブル比の計算に影響はありません。

 

2階建てで延べ坪500坪は地面に対して『ベタッ』と建っているイメージです。笑

一方、20階建てで延べ坪500坪は『ペンシル』と言ったりします。

タワーマンションをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

 

 

では、あなたが多額のお金を投入して延べ坪500坪の建物を建てるとしましょう。

レンタブル比90%のマンション。レンタブル比70%のマンション。

 

 

どちらにしますか?

 

 

ここで、感の良い不動産オーナーは気づきます。

「同じ延べ坪であれば、建築費はさほど変わらないだろう。

レンタブル比90%の物件を建築するべきだ」

 

机上の収益性だけを考えるのであれば正解です。

 

しかし、不動産経営をする上で、短絡的な計画は身を滅ぼします。

長期的にみて『価値のある建物』なのかを判断基準に盛り込む必要があるのです。

 

少し捻くれた言い方になりましたが(笑)、

要するに判断するには『情報が足りない』というのが私の回答です。

 

 

では、レンタブル比の他にどういった情報が必要になるのでしょうか。

 

 

そのひとつに『資産価値の減少率』が挙げられます。

他の業界を例に考えてみましょう。

 

 

【例】

・食品

 棚に並んだ瞬間が商品価値のピーク。

 賞味期限、消費期限が近付くと『10%』『20%』と値引きされます。

・車

 新車が商品価値のピーク。

 オーナーが入れ替わるごと、走行距離が増すごとに価値が下がります。

・時計

 購入時が商品価値のピーク。

 時間が経過するごとに価値が下がります。 

 

 

不動産にも同じように『資産価値の減少』があります。

その減少率を最小限にできれば、経営として安定するわけですね(^^)

 

 

今日はここまで!!

 

 

次回はこの記事の続き『レンタブル比とは?②』になります。

 

不動産経営するなら『目指すはロレックス?』について、記事にしていきますね!!